みなさんフィトンチッドということばをきいたことがおありですか?
フィトンは植物、チッドは殺すで、ロシアのトーキンが発表したのらしい。
自ら移動できない植物は、フィトンチッドのにおい成分で殺虫し、身を護っているのらしい。
いっとき繁殖したセイタカアワダチソウは、自分がだした成分で自殺し、めっきりその数をへらしているとか、これまた奇妙な現象というほかない。
ところが、里山の植物たちは、人間に手入れされてよみがえり、かれらが発散するにおい成分によって人脳に刺激を与え、森のはりつめた空気があたまの芯をキーンとさせてくれるすがすがしい気分を経験された方も多いと思います。
古来、森と里人のつきあいが、みごとな相関関係を醸成し、持ちつ持たれつ命を紡いできたことに思いを馳せ、「里山たべあるき」で野草てんぷらを味わってみてはいかがですか。
※「里山たべあるき」は、平成25年5月12日(日)に開催します。
≪NPO法人 みえ里山自然ふれあいの会≫
この新名称は、三重県の認証後に正式に表示されます。
NPO三重の里山を考える会
写真は、昨年度の里山たべあるきの様子です。